レストランのご案内

「ローカル・ガストロノミー」をテーマにした
2つのレストラン、2つの味。

レストランは『三六七』『ALPS TABLE』の2つがあり、『三六七』は大人の方専用、『ALPS TABLE』はお子様連れ専用の自然派・信州イタリアンです。

どちらのレストランでも共通しているのは「ローカル・ガストロノミー」をテーマにしているということ。「ローカル・ガストロノミー」とは、地域の「風土・文化・歴史」を表現した料理のことで、いわゆる地産地消の料理でも、郷土料理や田舎料理のことでもありません。

「ローカル・ガストロノミー」で重要なのは、シェフが地域をどのように理解し、料理に表現するか。『三六七』とは信濃の国をS字に流れる千曲川・信濃川の総延長、367kmを指し、その流域の豊かな自然と文化を表現しようと日々努力しています。

当然ながらキャビアやファグラ、トリュフといった豪華食材を使うことはありません。和牛など環境負荷の高い食材も使うこともありません。

ご提供するのは、千曲川・信濃川流域の野菜、信州食文化の代表格と言える鯉や鮒、そして大河が注ぐ日本海(主に佐渡近海)でとれた魚。肉料理は放牧豚や平飼いの鶏など、動物に優しく、環境負荷の少ない方法で肥育されたものをご提供しています。

もしかすると「豪華な食材が一つもなかった」と思われるかもしれません。一般的な旅館料理とは大きく異なりますので、旅館に慣れた方には馴染めないかもしれません。

「飽食の時代」から「豊食の時代」へ。

私たちは飽食の時代に生まれた“行き過ぎた料理”よりも、ほっと安らかな気持ちになれる、心が豊かになる料理をご提供したいと思っています。

※『三六七』『ALPS TABLE』ともにコース料理のみのご提供です。料理の雰囲気をわかりやすく表現すると、『三六七(367)』はイノベーティブ・フュージョン、『ALPS TABLE』はオーセンティック・イタリアン。『ALPS TABLE』はお子様のいるご家族のために1時間程度のショートコースをご提供しています。お子様用ディナーもご用意しています。

シェフ 石川大
静岡県富士宮市出身。
1984 生まれ。東京の調理師専門学校卒業後、「ミシュランガイド東京」一つ星の「RISTORANTE la primula」や、故郷近くの「アルポルト静岡」などで勤務。その後イタリアへ渡り、一つ星の「Ristorante Capriccio(リストランテ カプリッチョ)」などで本場のイタリアンを学ぶ。イタリア滞在中にイタリアンとローカルガストロノミーを掛け合わせた料理を提供する自遊人を見つけ、惹かれ、入社を決意。「里山十帖」を経て、「箱根本箱」スーシェフ(副料理⻑)、2021年 1 月より「松本十帖」のシェフに就任。ソムリエ資格を持つだけでなく、「信州発酵研究所」では醸造長も務め、低温長期熟成発酵のハードサイダーを醸造している。

[ 三六七 ]

『松本本箱』1階の薪火グリルダイニング『三六七(367)』では、365日、日々変わる信州の風土を表現するだけでなく、文化と歴史(+2)も感じていただけるような料理をご提供しています。信州をS字に流れる日本一の大河「千曲川・信濃川」の総延長は367キロ。八ヶ岳や北アルプスの源流から日本海までの壮大なストーリーも体感していただければ幸いです。

朝食 7:30〜9:30L.O(宿泊者専用)
朝食のコンセプトは「ヘルシー&コンシャス」。『ALPS BAKERY』で焼き上げたパンのほか、野菜をたっぷりの朝食をご用意しています。ご予約は7:30 / 8:00 / 8:30 / 9:00 / 9:30 の30分刻みで承ります。

夕食  前半 17:15  後半19:45start(外来歓迎!要予約)
メイン料理だけでなく、薪火ならではの味をご提供しています。さらに発酵のエッセンスが散りばめられているのも特徴。「安曇野放牧豚」や地鶏「真田丸」、時季にはジビエも登場します。魚は、信州ならではの川魚や、佐渡沖の鮮魚をご提供しています。佐渡沖の魚が美味しいのは千曲川・信濃川が注ぐ周辺海域のプランクトンが豊富だから。これも信州の恵みなのです。(コース料理のみ11,000円)

□ 料理と合わせたドリンクペアリングもぜひお楽しみください(ノンアルコールもあります)。
□ 小さなお子様づれのお客様は「ALPS TABLE」をご利用ください。

[ ALPS TABLE ]

『小柳』の1階には、ファミリーダイニング『ALPS TABLE』があります。「信州イタリアン」をテーマに、化学調味料を含めた食品添加物を一切使用しない、安心・安全の味をご提供します。さらにレストランには信州の食文化を学ぶインタラクティブスペースが。壁一面のプロジェクションマッピングで、りんごやお米の成長を学べるようになっています。ディレクションは「DESIGNART TOKYO」や「奥能登国際芸術祭」のデジタルコミュニケーションを手がける「ノングリッド」の小池博史氏。優しい食事とともに、迫力あふれるデジタルアートをお楽しみください。

夕食  17:00〜/19:00〜
※ 閑散期は時間が変更になることがあります
イタリアンのコース料理をご提供しています。小さなお子様が飽きないようにコースの品数を抑え、1時間強で食事のご提供が終わるようにしています。レストラン内には子供が遊べるスペースがあるほか、信州の食を学べるプロジェクションマッピングも。夕食は17:00〜、 19:00〜の2回制。プロジェクションマッピングのプログラムは、毎時0分、30分から始まります。

[ 本箱Bar ] 15:00-22:30 L.O
1階フロント横の「本箱Bar」では、「ハードサイダー(シードル)」や生ビール、日本酒、希少な信州ワインと日本ワイン、海外産のワインを取り揃えております。屋外のテラス、営業終了後のダイニング「三六七(367)」でお楽しみいただけるほか、ボトルワインはお部屋でもお楽しみいただけます。

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